【失敗しない地方移住】理想の移住先を3ステップで探せる!おすすめの地域も紹介

田舎暮らし

熊本の片田舎からこんにちは。

どうも、masa-T(@freedas_)です。

最近では「田舎暮らし」や「地域移住」もずいぶんと一般的になってきましたね。

 

そして移住者の全体数が増えてきたこともあってか、特に最近『移住に失敗した』という声をひんぱんに聞きくようになってきました。

 

 

 

 

悪魔サヤ
悪魔サヤ

ウワーッ!なんか地方移住ってコワイな!

 

いやーたしかにコワい。

ここに出てくるような地域だったなら、わたしもソッコーで出ていきたくなったことでしょう…わたしは運がよかったと痛感。

 

そしてこれらの失敗談をよくよく見ると、その原因には共通点があることが分かります。

 

それは、

「そもそも場所選びを間違えた」

ということです。

 

そこで今回は、

✅ 地方移住を検討しているが、どこにしようか迷っている

✅ 田舎暮らしにあこがれているが一歩を踏み出せない

✅ 移住はしたが、今の地域になじめないので、再度移住先を検討している

そんなあなたに、失敗しない移住先(地域)を探す方法をお伝えしようと思います。

 

【失敗しない地方移住】理想の移住先を3ステップで探せる!おすすめの地域も紹介

【失敗しない地方移住】理想の移住先を3ステップで探せる!おすすめの地域も紹介

STEP1:移住者が多い地域を選ぼう

 

これはもう常識ですね。

多くの移住経験者が語るように、地方移住においてそもそも移住者が多い地域を選ぶのは、移住成功のための鉄板法則になりつつあります。

 

「じゃあどうやって移住者が多い地域を調べるの?」ということでがっつり調べてみたんですが、例えば市町村別にどれぐらいの移住者がいるのか、全国的な統計は存在しないもよう。

 

というか、たぶん自治体も『仕事が理由の転入者』と『田舎ぐらしの意思をもった移住者』との判別はできないので、ムズカシイんでしょうね。

 

そこで、政府が公表しているデータや、移住相談件数、その他メディアの情報などを総合した独自データにもとづき、『人気の移住地マップ』を作ってみました

 

人気の移住地マップ~東日本編~

人気の移住地マップ 東日本編※下の表で市町村をクリックすると、役場の公式ホームページに飛びます。

①北海道  東川町 ⑤福井県  鯖江市 ⑨山梨県  北杜市
②秋田県  由利本荘市 ⑥長野県  伊那市 ⑩千葉県  いすみ市
③山形県  鶴岡市 ⑦岩手県  遠野市
④富山県  南砺市 ⑧群馬県  桐生市

 

人気の移住地マップ~西日本編~

人気の移住地マップ 西日本編

※下の表で市町村をクリックすると、役場の公式ホームページに飛びます。

①島根県  海士町 ⑤宮崎県  小林町 ⑨徳島県  神山町
②福岡県  糸島市 ⑥兵庫県  朝来市 ⑩高知県  土佐市
③大分県  国東市 ⑦京都府  南丹市 ⑪沖縄県  豊見城市
④鹿児島県 霧島市 ⑧岡山県  西粟倉村

 

※市町村の数字はランキングではないです。分かりやすいように番号を振っただけですのでご注意ください。

 

さて、この中から「移住してみたい」・「興味のある」地域をいくつか(4~5地域)ピックアップしたら、次のステップに行きましょう。

 

移住したい地域が決まっている人は、お目当ての地域の周辺市町村もあわせて調べてみるといいでしょう。

 

リサーチしたときに参考にした記事やサイトのリンクを貼りますので詳しく調べたい人はごらんくださいな。

 

STEP2:気に入った地域についてよく調べよう

STEP2:気に入った地域についてよく調べよう

同じように『移住者が多い地域』といっても、その特色や雰囲気はさまざまです。

たとえば、

・子育てを目的にした移住者が多い地域

・有機農業を目的にした移住者が多い地域

・アーティストやクリエイターの移住者が多い地域

・第2の人生(人生の楽園)をおくる中高年が多い地域

・ナチュラルな暮らしを目的にした移住者が多い地域

・新しいコミュニティを作る目的の移住者が多い地域

 

もちろんひとつの地域に極端に同じよう人ばっかりではないでしょうけれど、ある程度移住者が多いのであれば、作り出した特色や雰囲気があるものです。

 

そこで、さっきあなたがピックアップした地域には、

・どういう移住者がいて

・どんな特色や雰囲気があるのか

・地域のイベントはどんなものなのか

そこらへんをネットや本で調べてみて、ざっくりとでも自分に合っていそうかどうか確かめるとよいでしょう。

天使マーサ
天使マーサ

実はインスピレーションも大切よ!

 

それから、最近では行政が移住希望者用に特設サイトを作っているところも多いので、そこで情報収集するのもアリですね。

 

さて、このステップで4~5か所だった希望地域は、半分程度に絞れてきたと思います。

 

STEP3:気に入った地域の移住者と交流しよう

STEP3:気に入った地域の移住者と交流しよう

さて、今までは候補にあがった地域のおおまかな情報を収集しました。

しかしそれらの情報はあくまでも上っ面です。

次は、もっと詳しくその地域や移住者の『生の声』『生の生活』を知る作業に移りましょう。

 

・実際にその地域に足を運び、肌で雰囲気を感じる

・移住促進のNPOやカフェなどの地域の拠点や行政を訪ねる

・イベントに参加してみる

・SNSなどで移住者と交流を持つ

 

やっぱり現地に足を運んでみるのは重要です。そしてただ行くだけでなく、移住者が集まるような拠点(NPOやカフェなど)に行って話をするのが非常におススメ。

 

SNSが得意な人は事前に移住者とお友達になっておくと、拠点やイベントを訪ねてリアルで会ったときなどに話が盛り上がってすごくいいですよ。

これに関しては、うちは奥さんがSNSが得意だったのでずいぶん助かりました。

 

結局、住んで都になるのかどうかは、人とのつながりにかかっています。

 

移住者の先輩に、その地域の地元の人たちの雰囲気なんかもしっかりと聞き出しておくとベストですね。

 

さて、2~3か所に絞った地域に実際に足を運んで、気に入った地域があれば、あとは物件との運命であなたの移住が決まります。

 

古民家の探し方を書いた記事もありますので、参考にしてください。

 

わたしならここに住みたい!移住におすすめの地域3選

わたしならここに住みたい!移住におすすめの地域3選

ここでは移住経験者のわたしが、「もしも次に移住するのならここ!」という地域を、完全に独断と偏見でご紹介します。

 

おすすめその1:山梨県 北杜市

標高1,000mを超える高地でありながら、日照時間が長く冬も比較的穏やかな気候。

 

実際に2回行きましたが、とにかく景色がいいし、いなかだけど買い物などで不便しない程よさ。
水がものすごくおいしく、いい温泉もたくさんあります。

 

ちなみに人気移住先ランキングでは全国1位の市町村に選ばれています。
移住者も多く、地元の人の移住者受け入れの意識も高いので、住みやすい地域だと言えます。

 

おすすめその2:沖縄県 豊見城市

これは単純に、「次は海がきれいなところに住みたい!」からです。
沖縄も2回行きましたが、ご飯もおいしいし、自然と都会の両方があるすごくいいところでした。

 

調べてみると、沖縄の中でもこの豊見城村は移住者が多い地域とのこと。

那覇にも近いので、きっと暮らしやすいだろうな~と思います(あくまで妄想)。

 

おすすめその3:島根県 大森町

ここは世界遺産である『石見銀山』のある町。

街並みは素晴らしく、こぎれいで雰囲気がとても良いです。

移住者も多く、特に子育てに熱心な人が集まっている印象。

 

群言堂』というアパレルメーカーの本社があり、この会社が中心となってきれいな街並みを守っているようです。

 

田舎の古民家というよりは『町屋』を改装したおしゃれな店と、昔からの風情あるお店が混在して立ち並んで調和した街並みを作っています。

 

ここにも実際に行ったことがあるのですが、なんとも雰囲気がよく、一回で好きになった地域です。

 

 

まとめ:結局は移住してみないとわからない

まとめ:結局は移住してみないとわからない

最後に身もふたもないこと言うのもナンですが、この心構えがあるのかないのかで、ずいぶんと違った地方移住になると思います。

 

たとえば結婚とか就活と同じで、どんなに下調べして計画的に選んでも実際にそこに住んでみないことには本当に自分に合った地域かどうかはわかりません。

 

なので、移住を考えているのであれば、心の片隅に「もし失敗したらすぐに出ていける心の準備」をしておくと精神衛生上好ましいと思います。

 

個人的には、はじめから『定住』を決めて移住するのは精神的にとてもリスキーだと思います。へんに地元の人と付き合いすぎて、「何でも言うこと聞くやつ」みたいなキャラになって自分を追い込んだりとか…

 

そう言った意味では最初から物件を買うよりも賃貸で住んでみて、気に入ったら物件購入を検討するほうがいいかもしれませんね。

(わたしははじめから物件購入しました…勢いって恐ろしい)

 

最近では移住体験できる地域も増えてきましたから、それを利用するのもアリでしょう。

例:長野県信濃町の無料で体験できる「ふるさと移住体験施設」

 

あと、おもしろい意見として、有名ブロガーで地方移住実践者でもある「イケハヤ」ことイケダハヤトさんは、2段階移住を提唱しています。

 

がっつり田舎に移住したい場合も、まずは地方都市に住んで田舎に通って関係性を作っていく「二段階移住」を強くおすすめします。ここを間違えて、いきなりハズレくじ引いちゃう人も多いです。

・まだ東京で消耗してるの?

 

わたしはもともと地元の地方都市から今の土地に移住したので自然とこの流れでした。

これは東京や大阪・名古屋などの大都市から移住する人には確かにいい方法だと思います。

 

地方都市は大都市に比べて物価も安く、仕事もそこそこありますからね。

 

最後に「地方移住に失敗しない方法」をまとめると、

・移住者が多い地域を選ぼう

・その地域をしっかりと調べよう

・実際に足を運んで、移住者と交流しよう

・お試し期間を設けて住んでみるとベター

こんな感じですね。

失敗しないためには、その地域の『人』や『生の生活』を見て、実際に住んでみるのが一番の方法でしょう。

 

さて、いかがだったでしょうか?

地方移住に過剰に夢を見すぎると、絶望も大きくなりがちです。

地方移住に限らず、何事も失敗はつきものですよね。

 

悪魔サヤ
悪魔サヤ

おまえもずいぶん夢見て移住したから、ギャップに苦しんだもんな!

それでもわたしが後悔せずにこの場所で生活できているのは、周囲の人があたたかく受け入れてくださったからで、これは非常に運がよかったです。

 

失敗談も成功談もバランスよく聞いて、あなたの中の『地方移住観』を現実的なものにすることができれば、失敗する確率は減っていくと思います。

 

少しでもお役に立てたなら幸いです。

それではまた。

 

 

天使マーサ
天使マーサ

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