日本の夏…『イクメン甲子園』の夏!
そう、偶然に知ってしまった『イクメン甲子園』!
Q:イクメン甲子園って何?
日本全国津々浦々のイクメンたちがしのぎを削って自らのイクメンっぷり、もしくは妻への忠誠心を見せつけ合い、『日本一女子受けがいい夫』を決定するための、年に1度国家が主催する祭典。
masapedia
インスタ界ではすでにイクメンっぷりをいかんなく見せつけあう光景は珍しくなくなったさっこんですが、まさかこんなステキな大会があったとは…
『中九州一のイクメンパパ(自称)』であるわたしですら、不覚にも知りませんでした。
なんでも優勝者には『イクメンの星』という名誉が待っているとのこと!
イクメンの星…なんてどうでもいい肩書なんだ…ほしい!
『信用経済』が叫ばれる昨今、犯罪にならない次世代の詐欺師『詐欺師2.0』を目指しているわたしは、どうでもいい「肩書き」が欲しくてたまらないのです。
「よし、サクッと優勝して『イクメンの星』を肩書に加えちゃる!信用度アップや!」
そんな目論見やいかに。
イクメン甲子園は、こんな感じです
800字以内でエピソードを書いて応募すると、選考により3名が決勝進出。
そして「イクメンフェス2018」で決勝スピーチを行い、「イクメンの星」が選ばれるという流れ。
ところで、この大会の存在に気づいたのは8月19日。
なんと締め切りの3日前!
とりあえず、急いで原稿を書かねば…
ということでとにかく書き始めます。
マジメに書いたハズカシイ原稿案を晒す
【地方移住と複業で実現!「パートタイマーイクメン」のススメ】
現在37歳、4歳と2歳のセガレ2人を育てるイクメンです。
わたしたち夫婦はともに熊〇市に実家があり、結婚当初は市内に住んでいましたが、長男の誕生をきっかけに「自然の中でのびのびと育てたい」という思いから、県北のいなかに移住しました。
通勤は車で片道1時間以上と、少し遠くなりましたが、長男が広い庭で楽しそうに遊ぶ姿を見て満足していました。
ほどなく2人目の命が奥さんのお腹に宿り、奥さんの家事と育児の負担が大きくなる中で、私は新規事業の管理職をしていた都合上、休日も思うように取れず、帰宅時間も遅くなりがちでした。
見知らぬ土地で周囲には親類などの頼れる人もおらず、この状態で2人の子育てを奥さん1人に任せることは、少し無理があると感じていた矢先に、熊本地震に遭遇します。
この地震で「いつ死ぬか分からないなら、思うように生きよう」と腹をくくり、思い切って仕事を辞めました。
無職となった3か月後に職業訓練校に入校し、その翌日に次男が誕生。
このころ夫婦で話し合い、自宅でできる仕事としてインターネットでの仕事で収入が得られるよう勉強と実践を行い、夫婦ともに多くはありませんが、生活の足しにできる程度の収入を得られるようになりました。
そのころは意識していませんでしたが、その後国が働き方改革の中で『副業』を推奨するようになり、気づけばまさに副業を持つ、複業状態に。
その後紆余曲折あり、前の職場にアルバイターとして復職させてもらいました。
正社員時代に比べればかなり収入は減りましたが、勤務日数や時間帯などの融通が利くため、家事育児にあてる時間が確保できるうえ、副業に取り組む時間も捻出することができます。
休日には子供二人を私が面倒を見て、奥さんが集中して仕事ができる時間をとるようにしています。
このように、私の大黒柱としての収入はアルバイターになったことで減りましたが、地方移住したことで食費や教育費、光熱費などの固定費が削減できていること。そして自由に使える時間が増えた分、その時間を家事や育児、夫婦の副業に当てることで、4人家族が楽しくムリなく暮らせています…

地方移住とか副業とか、お国が好きそうなワードだ…こりゃまちがいねえぞ!
こんな感じでノリノリで原稿を書いて、最後に入念に推敲して…
ここでふと、
「そういや過去の決勝スピーチってどんなレベルだったのかな?」
という疑問がわき、妄想の中ではほぼ確定している優勝をさらに鉄板にすべく、しっかり分析して傾向と対策を練ることにしました。
『イクメン甲子園』決勝進出の傾向と対策
さて、このイクメンスピーチ甲子園の過去の決勝スピーチはYouTubeで見ることができます。
下の動画は2017年の決勝戦のようすです。
実はこのイクメン甲子園は今回でまだ3回目。
そこで過去2回分、6人の決勝スピーチをじっくりと分析してみました。
【イクメン甲子園2016】
1人目
・子会社の取締役に就任
・自分主導で働き方改革(残業したら人事考課で評価下げる)
・育児は部分手伝いではなく100%やることだ
・出産と授乳以外はなんでもできると妻に言われた
2人目
・イクメンは戦いだ
・上司からの抵抗には育児介護休業法を正しく伝える
・職場イベントへこどもを連れていき、アピール
・パワハラを同僚たちと駆逐
・イクメンで傷ついても家族には見せないそれが最高にかっこいい男の生きざま
3人目
・オムロン
・子供4人の行事参加は家族と年間計画を立て、休暇取得を計画的に
・休暇を取るときに周囲への理解を得るために、理由を開示
・職場イベントへ家族を連れていく
・家族ごと付き合うことで、家族の話をする機会が増え、空気が変化。助け合い精神が芽生えた
優勝:2人目の人
【イクメン甲子園2017】
1人目
・育児は当たり前、妻のケアができて、家事をそつなくこなし、仕事もまじめにこなし、義理の家族も大切にする。総合力のある男が「イクメン」だ
・管理職として働き方改革に取り組む。残業を0に。
・夕方帰宅後に妻と家事育児のバトンタッチ
・休日には、妻にゆっくり寝てもらうために、こどもと寝室をこっそりと出る
・イクメンになる秘訣は家族の笑顔
2人目
・オムロン
・2人目の出産に際し育休取得を検討するが、なんと家族が反対
・土日にすべての家事を引き受け、できていないところを妻に指摘してもらう
・育休計画を妻と相談して決定し、職場では個人ではなく、チームでの仕事にシフト
・出産後は、妻の両親にもイクメンを認められる
・父親のミッションは家族の不安を解消すること
3人目
・次男が生まれた際に半年間の育休取得
・復帰後は1日6時間出勤を続けている
・職場の部下や上司としっかりと話をすることが重要
・短時間労働になったため、自分の仕事を同僚に「見える化」した
・夕方に子供と遊ぶことが日課
優勝:2人目の人
【決定版】決勝スピーチに進むための傾向と対策はこれだ!
・正社員で、育児と仕事を両立する。
・職場で働き方改革や育休を取れる文化を推進する
・職場や妻と話し合いなどを通して最大限の配慮をする
・もともと得意ではなくても、家事をなんでもこなす努力をする
・育児休暇を取得する
・オムロン(爆)
…あれ?どれ一つとしてあてはまってない…?
てか、オムロン高確率すぎじゃね?
なんか変だなーと思いながら、改めて大もとのホームページをを見てみると…
ホームページを良く見て…応募ヤメタ
赤丸で囲ったところにご注目ください。

バリバリ育休制度を推進してるじゃねえか!
よく見たら厚生労働省がやってるんだから当然ですね…
わたしが狙ったキーワードのうち『副業』は厚生労働省の管轄ですが、『地方移住』は総務省が管轄です。
しかも退職してアルバイターで、家事育児がもともと趣味なんで別に努力してないし…
うーんこりゃたぶん採用されねえな…時間のムダだ、ヤーメタ
まとめ:イクメン甲子園で優勝したいあなたへ
もう一度傾向と対策を載せときます。参考にしてくださいな。
・正社員で、育児と仕事を両立する。
・職場で働き方改革や育休を取れる文化を推進する
・職場や妻と話し合いなどを通して最大限の配慮をする
・もともと得意ではなくても、家事をなんでもこなす(努力をする)
・育児休暇を取得する
・オムロン
もしも上の条件に当てはまりそうなら、ぜひ応募してみてくださいね。
もしくは上の条件に足りない場合は、既成事実を作って対策してくださいね♡
特にオムロンの方にはおすすめですw。
いかがでしたでしょうか。
今回は惜しくも『イクメンの星』には届きませんでしたが、これからも日々イクメン道に励んでいきたいと思います。
それじゃあ今回はここまでです。
さいならー。

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