自然農講座で学んだ『自給農法』座学編③:人間だって動物だ!自然界での人間の役割とは

自給自足

どうも、マサヤ(@freedasinaka)です。

 

今回は自然農講座で学んだ『自給農法』シリーズの3回目です。

シリーズなので、まだ読んでいない方は過去記事からどうぞ。

 

自然農講座で学んだ『自給農法』座学編①:自然といっしょに感性で作る自分だけの『エサバ』
スゴかった…『自給農法』。 これでようやく野菜は自給自足できそう! 山梨まで行ってホントよかった… ...
自然農講座で学んだ『自給農法』座学編②:無肥料・無農薬でもしっかりと育つワケは?
100人いれば100通りの『エサバ』(毎日野菜が採れる畑)になる『自給農法』。 とある自然農講座で...

 

自給農法では、自然界の『森を作る力』に沿って生物みんなの『エサバ』ができるように手助けしていきます。

 

自給農法の『エサバ』づくりとは…

ヒトも動物や植物といっしょに自然界と言う名の同じ土俵で本能(五感・感性)をはたらかせ、共同して生き物みんなのエサバを作る

わたしの言葉でまとめてみるとこんな感じ。

 

たぶん明治維新から現在まで、『農業』を左脳(理論脳)ばかり使ってやってきたのが『慣行農法』。

そして右脳(感覚脳)も使ってバランスをとれたものにしていく試みがこの自給農法だと感じています。

 

天使マーサ
天使マーサ

なんとな~くわかったけど、感性を使うって言っても…実際にはどう使うの?

 

それを今回お話します!

 

『人間』も動物だと思い出してみる

ヒト) とは、広義にはヒト亜族(Hominina)に属する動物の総称であり[1]、狭義には現生の(現在生きている)人類(学名 Homo sapiens)を指す[2]

wikipedia

 

悪魔サヤ
悪魔サヤ

人間どもが動物だなんて、悪魔のオレ様からすれば当然よ!

 

ケモノにくらべて毛はあんまり生えてないけど(個人差アリ)、やっぱり動物ですよね。

そして地球という同じフィールドで生きる植物だって、もちろん同じ生き物。

 

何が言いたいかと言うと、

動物が使う『本能』は人間で言えば『感性や直観』。

人間が心地いいと本能的に感じる環境は、動物や植物も同じように心地いい場合が多い。

ということ。

 

講師のジャンさんは、

「感性でエサバ(畑)をつくるというのは、快適な住まいになるようにつくることです」

「ずっとカンカン照りの下にいたら、人間もつらいですよね?植物も同じです。だから本当は植物も半日陰が好きなことが多いんです」

と言っていました。

 

もうちょっと妄想レベルを上げて、メルヘンチックに言えば、

植物や動物の気持ちと自分の気持ちを重ねる」という感じでしょうか。

 

天使マーサ
天使マーサ

なんかステキ!

 

これってあんがい、できそうで難しいと思うんですよね。

 

例えば…

動物を飼おうと思って専門書やネットで調べた。そして書いてある通りに飼ってみたのに、だんだん元気がなくなって弱っていく…本に書いてないので、その理由が分からない…

みたいなことってあると思います。

 

マサヤ
マサヤ

あーそれオレのことだわ!

 

なんでもマニュアルや専門家頼みで、「自分の感性は頼りにならない」と思い込んでしまった現代人。

もちろん動物や植物の『出身地』や『個性』などの知識も重要ですが、『+感性』で向き合うことがすごく大切だと知りました。

 

相手(ここでは植物)のことを考える基準は、あくまでも自分(の感性)が心地いいと思えるかどうか。

こう考えていくと、自給農法を実践することは、自分の感性を取り戻す作業にもなっちゃいますね。

 

自然界での動物の役割

1.今日もパトロールだわん!

インスタよりnorikorbm06

 

今『動物』と聞いて「あ~なんか毛が生えた動くやつね」ぐらいに思ったあなた!

動物って、あなたやわたしのことですよ!

 

マサヤ
マサヤ

オレが動物だと!…あ、そうかそういう話だったな

 

アタマでは分かっていても、ついつい無意識に人間とほかの動物を分けて考えるクセがついているんですよね。

 

ではあらためて「自然界での動物(ヒトも含む)の役割」とは?

 

1.食べる(間引く)

2.動く(動かす)

3.排泄する(タネをまく)

自給農法ではこの3つで考えます。

天使マーサ
天使マーサ

すごくシンプルなのね

 

 

①食べる(間引く)

ぱっと見、3つの中で一番わかりやすいのがこの『食べる』でしょう。

 

悪魔サヤ
悪魔サヤ

食べるために畑すんだから当然だろ!

 

そう、人間さまの常識は、『畑や農業は食べることだけが目的』です。

 

でもそれだけを目的にした農業をしていくとめぐりめぐって、最終的に『すごく労働しないと収穫できない畑』になり、人間が自分の首を絞める結果に…と言うかすでにそうなってますよね?

 

天使マーサ
天使マーサ

自給農法は『労働』しない、『努力』しない農法だったわね

 

 

そうなんですよ。そしてここが重要なところなんですが、「自然や地球のためにエコな農業を!」みたいな正義話じゃないんです。

 

人間が『生き物みんなのエサバ』をいっしょに作ったほうが、自分たちの『エサバ』として成り立つ

という話なんです。

 

逆説的ですが、

ほかの生き物と分かち合ったほうが結局人間も楽に食べていけるようになるよ!

ということですね。

 

これはすごい理にかなってると感動しました!

感情論でエコを語ると結局は罪悪感が残るだけで、いつまでたっても人間が自然の一員になれないんですよね。

真理はシンプルに『自分のためにみんなと分け合う』のが自然界すべての生き物の共通スタンス。

 

ここで講師のジャンさんのお話をどうぞ。

「シカなどの草食動物は、そこにある全ての草を食べつくすことはしません。歩きながらすこしずつ食べていく(=間引き)。それは、また同じ場所から草が生えて食べられるように(たぶん考えてはいないが)そうしているんですね。」

「人間でも、自分の山などで野草を採取する人は、取りつくすことはしないですよね?来年も同じ場所で採取したいから。それと同じです。」

「間引くといっても、自給農法では大きいものから間引きます。これが自然(ほかの動物)と同じやりかたで、小さいものを残したほうが、結局長期間いい野菜が採れます。」

悪魔サヤ
悪魔サヤ

ほう!自給農法では『収穫=間引く』なんだな!しかも大きいものから間引くのか!

 

 

②動かす(土木)

風が落ち葉を飛ばし、ときには草木を倒す

アリなどの虫が穴を掘る

イノシシが歩いた場所がケモノ道を作る

自然界が行う『動かす』作業はこんな感じですね。

 

そして自給農法が考える人間の『動かす』役割は、

掘る(通気・水はけ等の改善)

土をかける(土掛け3回肥料いらず※前回記事参照で、抑草と肥料の効果)

歩く(鎮圧・抑草・通り道を作る)

 

具体的なイメージとしては…

「なんとなくここらへんは風通しが悪そうだからそこを掘って、草を刈っておこう」

「だいぶん育ってきたし、そろそろ土掛け(肥料と抑草効果)をしておこう」

こんなふうに感性と知性をいかして生態系の役割を肩代わりしてあげられるのは人間だけですね。

 

そして人間が適切に『動かす』ことができれば、自然が「森に向かう力」を加速させることができるとのこと。

マサヤ
マサヤ

なるほど…だから最適な『動かす』を心がければおのずと最小限の労力ですむんだな。

 

 

そしてここでわたし個人が思ったことは、

「森に向かう力を加速させる」だけじゃなく、「森に向かいすぎないように力を抑えること」も人間の役割

なんじゃあないかな~ということ。

 

人間が自然と共生している理想形として、『里山』があると思うんですが、人間がいなくなった『里山』は森にかえっていきますよね。

だから人間がいなくなったら、たぶん地球は森だけになってしまいます。

 

でも里山のほうが生きやすい、もしくは里山でしか生きていけない、動植物もたくさんいるわけです。

 

「人間の自然界での役割は、究極的には森ばっかりの地球でなく、『里山』を作ることで多様性のある地球を作り出すことだと言えそうだな…」

とか思いました。

 

自然農法とかに傾倒していくと、どうしても人間否定論とか人間不要論みたいな罪悪感がセットになった感じになりやすいと思うんですけど、そうじゃないよなと。。

 

人間が自然界の一員として調和して生きていける道は、ほんとうはシンプルですぐにでもできることなのかもしれない…

天使マーサ
天使マーサ

すごい壮大なとこまでいっちゃったわね。ガンバ!

 

③排泄(タネをまく)

これ、ちょっとわかりにくいですがこういうことです。

鳥や哺乳類などが木の実を食べる

⇒ 移動する

⇒ フンの中に種が混じって出る

⇒ そこに芽が出る

天使マーサ
天使マーサ

…じゃあわたしも今度から畑でクソしないといけないの?

 

もちろんそれも間違いではないし、一つのやり方でしょうけど、人間は知性と感性の両方を使って自然界の力を加速さ…

 

悪魔サヤ
悪魔サヤ

まわりくどいわ!要はタネをまくってことだろよ!

 

 

そうです。タネをまく=人間の排泄がわりですね。

 

そしてやっぱり自給農法ではこの『タネまき』も型破りです。

・『スジまき』ではなく、集合させてまく(雑草はそうしている。コロニーと呼ぶ)

・タネをいつも持っていて、収穫するたびに同時にまく(自然界では実り(収穫時期)がまきどき)

天使マーサ
天使マーサ

一見ヘンテコな方法だけど、すごく理にかなってるのね!おもしろい!

 

 

講師のジャンさん語録もあわせてどうぞ

「集合させてタネをまくと、大きく育たないのではと心配かもしれませんが、実はある程度まではまとめて育ったほうが、しっかりと育ちます」

「感覚的に狭そうだと感じたころに間引いてもいいし、分けて植え替えてもいいでしょう」

そして収穫のたびにタネをまく(時期がずれていく)ことで、育ち方がグラデーションします。

 

天使マーサ
天使マーサ

だから365日、毎日収穫できる『エサバ』になっていくのね!

 

人間と言う名の動物の役割まとめ

最後に人間の役割3つをもう一度。

はじめよりもきっと意味が分かると思います。

 

1.食べる(間引く)

2.動く(動かす)

3.排泄する(タネをまく)

動物の中でも人間にしかできない役割、それを感性と知性で実行すれば、みんなにとって心地いいエサバができそうですね。

 

それでは今回はここまでです。

座学の内容は次回でやっと完結する予定!

 

自然農講座で学んだ『自給農法』座学編④:自給の畑『エサバ』を作るコツと座学の感想
自然農法の中でも、あまり知られていないような気がする『自給農法』。 座学編シリーズは2回ぐらいでま...

 

天使マーサ
天使マーサ

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