熊本のいなかからこんにちは。
自給農法を学ぶため、玉蔵さん主催の自然農法講座を受けに車で山梨まで行ってきました。
その距離往復2000キロ以上。
それでも「マジで行ってよかった…」と思える講座でした。
座学と実習を受けて、ずいぶん理解できました。
熊本に帰り、まずはこのブログに座学を4回に分けて記録。
前回からの『実習編』は今回で2回目。
今回は苗を植える『ポット』のお話です。
ジャンさん直伝!『自給農法流』手作りポットの作り方!
市販のビニールポットは安いし手軽に使えていいものです。
が、問題になるのは『通気性』。
植物が土の中で育つために、通気性はかなり重要です。
わたしは盆栽をするのでこれがよくわかります。
小さい鉢の中で植物を育てる場合、畑以上に通気性と水はけ・水持ちがいい土の状態を作ってあげる必要があります。
ジャンさんが分かりやすい表現をしていました。
「人間でいえば、ビニールのカッパを着て、日照りの下で一日中過ごしているようなもんです。」
さすが『感性の自給農法』のプロ!
だんだんビニールポットの中の苗がかわいそうに見えてくるから不思議。
ジャンさんは自分で通気性のいいポットを作っているとのこと。
今回はその作り方を教えてくれました。
それがこれ。(※わたしが家に帰って作ったもの)
ちょっとシャレオツ。
材料は『緑化テープ』『幹巻きテープ』と呼ばれるもの。
どこのホームセンターにでも売ってあります。
しかもお値段は500円程度(15㎝×20m)と手軽。
1巻き買えば、80~100個のポットができます。
一つ当たりのお値段なんと5~6円!
10個作って所要時間は5分程度。
手間もお金もかからないため、超おすすめです。
幅は10㎝~20㎝までいろいろありますが、15㎝幅が程よいサイズ。
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【画像解説】そのまま植えられる手作りポットの作り方
このポットのいいところは通気性はもちろん、ポットのまま畑に植えることができるということ。
だから苗にダメージを与えずに移植できます。
そもそもこの緑化テープは植木の根に巻いて、植え替えるときは外さずにそのまま使う道具なのです。
テープは麻、ホッチキスの芯は鉄。
どちらの素材も土に還るのがいいですね。
今回はここまでです。
ポットができたところで、次回は『種まき』について。
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