どうも、masa-T(@freedas_)です。
今までの常識からかけ離れた「省スペース・省労力」で米作りができ、自給自足にもってこいの『一本植え農法』。
本日6月25日。
おそらく熊本では昨日(6月24日)が田植えのピークだったと思います。
わが家のまわりの田んぼも、次々に苗が植えられていきました。
さて、そんな風景の中、世間とズレたわたしが実践中の『一本植え農法』。
この『一本植え農法』の特徴のひとつは「早めの苗代づくりと早めの田植え」です。
わたしも約一か月前の5月27日に田植えしました。
田植えの様子も記事にしているので、参考にどうぞ。
今回は、田植え時期がちょうど1ヵ月違う『慣行農法』と『一本植え農法』、それぞれの苗のようすの違いをレポートします。
せいくらべ!なんと苗の背丈は3倍以上の差に
まずはうちのご近所の田んぼの苗のようす。背たけは目測で8㎝前後
田植え直後はこれが一般的かと思います。
次にわが家のミニミニ田んぼの苗をごらんください
ちょっと雑草が多くて分かりづらいですが、目測での背たけは30㎝以上!
その差は約3倍以上!ヘタすりゃ4倍!
(※もちろん、背が高いことがいいのか…?現時点では分かりません。)
わたしは人生で初めて田植えをした素人。
とりあえず、ここまで差があることにびっくりしました。
そもそもわが家の苗は、田植えの時点で12㎝程度。
一本植え農法では大きく育ててから田植えをするということが、よくわかりました。
それから素人目線でおどろいたことがもうひとつ。
それは、苗と苗の間隔。
うーん。
知ってはいたけど『一本植え農法』の株間30㎝を毎日眺めていたせいで、ふつうの田んぼの苗はすごい密集して植えてあるように見える。
常識からすれば、たぶんこっちがオカシイんでしょうけど…(笑)
ともかくこの広いスペースに、100本以上に『分げつ』した大きな苗が育つとのことなので、これからも注目です。
一本植え農法実践から1ヵ月の感想
点時点で順調なのかどうか、判断できないとは言え、とにかく大きく育っていることが分かった、我がミニミニ田んぼの苗たち。
まだ一か月ですが、この時点で感じたことをいくつかあげてみます。
・田植えが梅雨入り前なので、田植えの時に雨に降られにくい(昨日はどしゃ降りの中みなさん田植えしてました)
・5月中に植えてしまうので、ある程度すずしい気候のなかで作業できる。
・苗がのびのび育っているように見えてうれしくなる
正直、5月に田植えしたときでもけっこう暑かったですが、例えば今日(33℃)よりは絶対すずしかったですね。
むしろ機械で植えない方法なので、「すずしくないとやってられない」とも言えるかもしれません。
それでは今回は以上です。
が、ちょっとおもしろい情報があったのでシェアします。
実はわたしが一本植え農法を教えていただいた、『本田さん』のワークショップを主催した『ジャー村さん』のフェイスブックに、【革新稲作法】という別の稲作方法が詳しくアップされています。
興味がある方はぜひごらんください
写真とともに、詳しく解説されていて分かりやすかったです。
さて今回はここまで。
ミニミニ田んぼのようすは定期的に記事する予定です。
それじゃあ、さいならー
コメント
澎湃と自然農法の取り組みが進み始めていて、いかに多くの農人たちが過去の農協などからの指導による農法に矛盾を感じていたかを考えされられます。自然農法の作物が何よりも美味しく栄養価も高くバイタルを備えていることを聞き及び意を強くしています。特にここで示されてている一本植え農法などはさらに、稲の育つプロセスの考え方も見直されており素晴らしいと感じました。
コメントありがとうございます。
ほめていただき感激です。
自分の哲学として、「人間は自分がされたことを畑にもする」というのがあります。
なので今の慣行農法の根っこをたどると、国の体制や農協はもちろんですが、明治以降の近代学校教育が畑に投影されているのだと感じています。
雑草のない肥料たっぷりの黒い畑に、単一作物が薬漬けになっている。
よく考えると、同じ価値観を押し付けられて、カロリー満点の食事に予防接種など、人間も同じなんですよね。
結局、子供たちの感性しだいで、今後の農業の姿が変わっていくのだと思います。
コメントがうれしくてつい長くなりました。
ありがとうございました。